a photo a day

                            

肖像の深み

 
 胸を揺さぶられるような優れたポートレート作品には、頭が下がります。
写真家と被写体が溶けて混じり合い、再び人の顔として浮かび上がったような作品が好きです。
ポートレートは、撮られる人だけじゃなく、撮る人の生き方も丸出しになるから
奥が深いのでしょうね。

 子供の頃、倉敷にある大原美術館でジョルジュ・ルオーの肖像画を見ました。
他に多くの名画が並ぶ中、その1枚が私に強く呼びかけているような気がしたのを覚えています。
肖像が額縁にはみ出すように塗られている面白さ、
厚く厚く重ねた油絵の具の存在感などが、子ども心を真っ直ぐつかんだのかも知れません。
とにかく息を呑む存在感でした。
私はその時に『肖像』を、直感的にアートとして認識したんじゃないかと思います。

40歳を過ぎてから、ますますポートレートが気になってきました。




  rouault(1).jpg これは大原美術館のルオーじゃないで~す。キリストさんだな。


  1. 2011/09/28(水) 17:02:34|
  2. non title
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